Q.回答数が少ないと調査結果に誤差が生じると聞いたのですが、回答数はどのくらいあればいいのでしょうか?
A.統計的に400サンプル以上をおすすめします。
調査結果の誤差とは?
対象となる回答者すべての方に調査(全数調査)をせずに一部対象者のみのアンケート結果から母集団値を推定することによって生じる誤差があります。
例)東京都在住者のスマートフォン普及率を調査する場合、東京都在住すべての方の回答を集めるのが全数調査ですが、1000万人以上の方にアンケートをするのは難しく、実際のアンケートは一部の対象者にアンケートを依頼します。すべての対象を調べるわけではないため誤差が生じます。
この誤差を標本誤差といいます。標本調査には、必ず誤差が生じます。
調査結果を見る際に、この標本誤差を考慮する必要があります。
Q.100サンプルと400サンプルの調査結果では、どのくらい標本誤差が生じますか?
A. 例えば、ある缶コーヒーの認知率を質問した結果、知っているという回答が50%の場合
100サンプルの場合【標本誤差±9.8%】のため、結果に【40.2%~59.8%】の振れ幅が発生。
400サンプルの場合【標本誤差±4.9%】のため、結果に【45.1%~54.9%】の振れ幅が発生。
→400サンプル回答の場合は、誤差が5%未満となります。
標本サイズ(回答サンプル数)が大きくなる程、標本誤差は小さくなります。
よって調査精度を高めるためには、サンプル数を大きくすることが有効です。
一般に、400サンプルを超えるあたりが誤差の幅が小さくなるポイントの一つです、最低必要サンプルの目安となります。
回答者をQuestantが集める(パネル調査)のサービスでは、
「性別」「年齢」「住所(都道府県)」の基本情報で、条件(ターゲット)を指定して割付配信ができます。割付ごとにサンプルが少なくならないようにお申込みください。
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